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2016年6月 2日 (木)

カシオや販売店がHPに掲載しているカシオの液晶搭載時計の写真は景品表示法第4条違反

カシオや販売店はカシオ製時計に搭載している液晶モジュールまたは液晶パネルの背景色を実物(モノクロ調)とは全く異なる明るい黄緑色にした優美で魅力的な写真を掲載して、広告や通信販売しています。
その販売方法は景品表示法第四条(不当な表示の禁止)や特定商取引法律第12条(誇大広告等の禁止)に抵触していると思います。
下記はその調査報告です。お読み下さい。
消費者庁は、この実態を調査して頂き、以上の通りと判断された場合は、然るべき措置をお願い申し上げます。
                                                                                      記
1.羊頭狗肉商法を調査するきっかけは
腕時計を2個持っていますが、いずれも電池交換と時刻を合わせが必要で手間が掛り面倒ですので、便利な電波ソーラー腕時計を買おうと通販で探しました。
量販店のHPにカシオのLINEAGEシリーズに文字盤の時刻が読みやすいアラビア数字の腕時計LCW-M100D-7AJFを見つけました。
しかも、デジタル表示ができる液晶の背景色が明るい黄緑色ですのでこれに決めました。
量販店の通販から送付されてきた腕時計を見て、驚きました。
液晶の背景色が明るい黄緑色ではなく、液晶が本来持っている只のモノクロ調でした。
量販店にまんまと騙されました。
送られてきた時計の実物の写真は、写真1です。
                                                                                      写真1

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カシオや購入した量販店以外量販店についても、HPに掲載している写真を調べて見ました。写真2がそれです。
                                              写真2カシオ&量販店がHPで掲載している写真
                                                        左から、カシオ、アマゾン、ヨドバシ、楽天
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これは、いずれの販売店も羊頭狗肉商法です。
これは由々しきことです。
カシオ製時計の販売の実態を調べてみようと思ったのがきっかけです。

2.今使っている電波置き時計(DQD-420J-8JF)
カシオの電波置き時計(DQD-420-8JF)を使っていますが、この時計の液晶パネルの色はモノクロ調です(写真3)。
カシオや量販店がどんな写真をHPに掲載して通販しているのだろうと、カシオや量販店の掲載写真を探したところ、明るい黄緑色でした(写真4)。
アマゾン、楽天は、カシオと少し色が違いますが同じものだと思います。
また、ヨドバシのは立てて撮影されていますが、どれも日時、温度、湿度は同じ数字なので、恐らくカシオで撮られ、カシオが量販店に写真を提供し、量販店がこれをHPに掲載しているのでしょう。
                     写真3我が家の電波置き時計の写真

           Mine_4_img_0020t_pct_2

                                                写真4:カシオ&量販店がHPで掲載している写真
                      左から、カシオ、アマゾン、ヨドバシ、楽天

Hp1

3.カシオや量販店の時計の掲載写真にある液晶ジュールや液晶パネルの背景色
電波置き時計以外の時計も掲載写真の液晶パネルや液晶モジュールの背景色が明るい黄緑色になってはいないか調べたところ、沢山ありました。
写真5をご覧下さい。
置き時計と掛時計の写真にある液晶パネルの背景色は全て明るい黄緑色の1種類ですが、腕時計では明るい黄緑色とモノクロ調の2種類がありました。
                     写真5:カシオのHPに掲載されている写真
                                                                    5-A.背景部:明るい黄緑色の時計
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             注:量販店の写真もここに掲載すべきですが、非常に多くなりますので
               代表としてカシオのみにしています。

                    5-B.背景部:モノクロ調(液晶が本来持っている色)

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4.腕時計データバンクDB-360-1AJFの実物で、背景色を確認
5-Bの写真でモノクロ調の時計は実物もモノクロ調になっているでしょうから調べませんが、5-Aの写真で液晶の背景色が明るい黄緑色の時計は、実物で明るい黄緑色なのか、モノクロ調なのか調べて見る必要があります。
全ての時計を確認することもできませんので、写真5-Aにある腕時計データバンクDB-360-1AJFがカシオと量販店の写真で液晶パネルの背景部の色が黄緑色であることを確認しました。
写真6をご覧下さい。
量販店から通販で購入して、実物がモノクロ調色なのか明るい黄緑色なのか調べて見ました。
写真7をご覧下さい。実物は、モノクロ調です。
写真5-Aにある腕時計データバンク以外の時計も、推定ですが、恐らく実物はモノクロ調だと思います。量販店に出向いて見れば直ぐ分ることでしょうか。
                   写真6:カシオや量販店がHPで掲載している写真
                         左からカシオ、アマゾン、ヨドバシ、楽天

Hp2

               注:これらの写真は、同じ。カシオが提供した写真だと思われます。

                            写真7:実物の写真

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6.結論
以上から分るように、カシオや量販店がHPで掲載している時計の写真にある液晶の背景色は実物と全く異なる色であり、優美で魅力的な色にしています。
消費者はこれに惹かれて購入し、品物が届き開けてみて初めて騙されたことに気づく仕組みになっています。
これは、詐欺?、 羊頭狗肉販売です。
製造会社や量販店が通販で掲載写真を実物(モノクロ調色)とは全く異なる明るい黄緑色にして優美で魅力的な写真をHPに掲載して通信販売することは、景品表示法第四条(不当な表示の禁止)や特定商取引法律第12条(誇大広告等の禁止)に抵触していると思います。
日本は法治国家です。このまま放置しておくわけには参りません。
消費者庁は、実態を調査し然るべき措置をお願いします。
カシオ計算機(株)は、速やかに不当表示を中止し、記者会見で真摯に謝罪すべきです。
皆さんが通販で購入された時計は、掲載写真通りに明るい黄緑色でしたか。
それともカシオにまんまと騙されましたか。告訴しますか。

追記
通販では、掲載写真が商品のデザインを知る唯一の情報源です。
ですから掲載写真は商品に可能な限り忠実な写真でなければいけません。そうでなければ写真を掲載する意味が全くありません。意図的に忠実でない写真を掲載するのは言語道断です。
写真5-Bをご覧下さい。
この写真の液晶背景部は液晶が本来持っている色で忠実に撮影されており、カシオは忠実に商品を撮影する技術はあると云えます。
(注:リングストロボ、正確なホワイトバランス、マクロレンズ、カメラ、スタンドがあれば誰でも忠実に撮影することはできます。)
写真5-Aをご覧下さい。
液晶の背景部が明るい黄緑色になっています。
忠実に撮影されているのであれば、実物は明るい黄緑色であり、実物がモノクロ調の色であれば、写真はモノクロ調です。
しかし、3件とも実物はモノクロ調の色でした。
拙劣な撮影技術で明るい黄緑色になっている訳ではなく、カシオは3件ともモノクロ調の色を意図的に明るい黄緑色に変えていることになります。
3件でカシオが意図的に色を変えていることが証明されているのですから、全てが意図的であると証明をするまでもありません。

追記2
カシオのHPに掲載されている写真の下に「掲載商品の色調は、一部実物と異なる場合があります。」と表記されています。これを読むと
1.「掲載商品の色調は、*****す。」では、消費者は安心して商品を選択できません。
極端なこと言えばカシオの商品は買いません。
2.一方、カシオは「掲載商品の色調は、*****す。」と表記しているので、実物と異なる色調の商品を販売してよいと思っている。
3.この表記は、色調のクレームの時、「掲載商品の色調は、*****す。」をHPに表記しています。それを承知して購入したのですから、弊社には責任はありませんと突っぱね、購入者に責任を転嫁させるツールに思えてなりません。
しかし、消費者はカシオではなく販売店で購入しますが、その販売店にはこれが表記されていないし、カシオのHPを見ていないこともあるので、カシオはこのツールを使えないこともあるのでカシオのHPに表記しても無駄になるとは思いますが。
4.これが、どの商品にも一律に表記されていることから、実物と写真を照合して写真に問題があるかどうかを確認していないことが分ります。写真管理の杜撰さを物語っています。この部門は、失格。無責任極まりない部門です。
が、脳裏に走るのです。
ここで、原点に帰って、通販での写真掲載の目的を洗い直して見ましょう。
写真をHPに掲載しインターネットで見られるように公開している目的は、商品のデザインを消費者に忠実に伝え、通販で消費者が実物を見ることなく商品を悔いのない正しい選択ができるようにすることです.
それにも拘わらず、商品の何処がどの程度色調が違うのか全く分らない写真をHPに掲載しても、消費者が商品を正しく選択できないので、写真掲載をする意味が全くありません。
写真を実物と完全に同じ色調にすることはできない難しい商品もあるでしょうから、多少の違いは許されると思いますが、著しく実物と異なり優美な写真の掲載は消費者保護のため景品表示法等で禁止されているので、「掲載商品の色調は、*****。」を表記しても色調の違いのレベルによっては、免責にはならないことをよく承知して下さい。
従って、カシオは次のことを行なうべきです。
1.掲載写真に多少実物と異なる箇所がある場合は「掲載写真の色調は、多少実物と異なる箇所があります。」を表記する。
2.実物と異なる箇所ほぼ無い場合は、何も表記しない。
3.1項、2項に外れる写真は、撮影をし直す。
4.そして実物に忠実な写真が撮れる撮影技術を研究開発し、1項を表記しなくてもよいようにする。

参考
【景品表示法第四条】
(不当な表示の禁止)
第四条   
事業者は、自己の供給する商品又は役務の取引について、次の各号のいずれかに該当する表示をしてはならない。
一  商品又は役務の品質、規格その他の内容について、一般消費者に対し、実際のものよりも著しく優良であると示し、又は事実に相違して当該事業者と同種若しくは類似の商品若しくは役務を供給している他の事業者に係るものよりも著しく優良であると示す表示であつて、不当に顧客を誘引し、一般消費者による自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれがあると認められるもの

【特定商取引法律 第12条】
(誇大広告等の禁止)
第十二条   
販売業者又は役務提供事業者は、通信販売をする場合の商品若しくは指定権利の販売条件又は役務の提供条件について広告をするときは、当該商品の性能又は当該権利若しくは当該役務の内容、当該商品若しくは当該権利の売買契約の申込みの撤回又は売買契約の解除に関する事項(第十五条の二第一項ただし書に規定する特約がある場合には、その内容を含む。)その他の主務省令で定める事項について、著しく事実に相違する表示をし、又は実際のものよりも著しく優良であり、若しくは有利であると人を誤認させるような表示をしてはならない。
をしてはならない。

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