食品

2014年1月24日 (金)

「新春フルーツ福袋」のアレルギー成分なしの表示は適切か

バラ科の果実(りんご、ももなど)、ミカン科の果実(蜜柑、レモン、オレンジなど)、バナナ、キュイフルーツやカシュナッツなどでアレルギーを起こす人がいます。
しかし、A通販の「新春フルーツ福袋」のミカン、リンゴ。安納(薩摩芋)の品質表示で「アレルギー成分なし」とされていました。
アレルギー成分(=アレルギー物質=アレルゲン)のないミカンやリンゴの新品種が開発されたのでしょうか。この表示は本当なのでしょうか。
それともアレルギーに全く無知な人がこの表示を行ったのでしょうか。
アレルギー成分(=アレルギー物質=アレルゲン)のあるミカン、リンゴでしたら、ことは重大。..
また、後者ならアレルギーについて専門家の指導を即仰ぐべきです。
いずれにせよ今回発売されている福袋のミカン、リンゴのアレルゲンの有無を調べて、アレルゲンがあることが分れば、直ちに購入者に対しバラ科・ミカン科の果実でアレルギーを起こす人は食さないように連絡すべきであり、同時にこの表示を訂正・謝罪すべきです。
安全を優先するならば、検査結果が出ることを待つまでもなく直ちに連絡すべきです。
アレルギー物質のある果物であった場合は、
1.景品類及び不当表示防止法第4条に該当
2.ミカン、リンゴは「食品表示制度の特定原材料に準ずるもの」になっており、「アレルギー物質を含む食品に関する指導要領」に違反することになります。
参考資料
1.「アレルギーの基礎知識」
2.消費者庁、「アレルギー物質を含む食品に関する指導要領」
                                 ↓
当方の指摘に対してA通販は、アレルギー物資の含有表示を「【アレルギー物質を含む特定原材料(卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かに)】なし」に変更しました。
                                 ↓
リンゴやミカンは果物であって加工食品ではなく、そのまま食するか加工食品の原材料です。
ですから、特定原材料(7大アルルギー物質」が含まれていないことは明らかであり、これを表示しても全く意味がありません。
消費者庁は。「アレルギー物質を含む食品に関する指導要領(13/10/14)」にて20品目(果実は7品目=オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、バナナ、もも、リンゴ、くるみ)が「特定原材料に準ずるもの」として指定しています。
この表示では、リンゴやミカンでアレルギーを起こす人がリンゴやミカンを安心して食する危険性があります
従って、「アレルギー成分:特定原材料に準ずるものでアレルギー物質あり」、或いは「アレルギー成分:7大アルルギー物質(乳、***、***、***、***、***、***)に準ずるものでアレルギー物質あり」と表示すべきものと思います。
                                ↓
論理的に絶対に存在しえないものに対して「ない。」と表示し、絶対に存在するのに「ある。」と表示しないA通販のアレルギー対応は「まやかし」です。企業の社会的責任を果して頂けないのは、誠に残念至極です。

2013年11月 7日 (木)

メニュー表示問題は、誤表示ではなく偽装表示

阪急阪神ホテルズに端を発し、相次ぎ大手百貨店がメニュー表示は誤表示でしたと白々しい顔をして釈明・謝罪している姿をテレビで見ました。
各百貨店の謝罪者は全て「誤表示」ですと釈明していますが、「誤表示」である筈がないと思います。
「誤表示」がおきたとしてもせいぜい1,2点以下でしょう。社会的責任のある事業者なら直ぐに気づき訂正するものです。
高島屋は62点を誤表示だと釈明していましたが、どうやって62点も誤表示できるのでしょうか。
多量に誤表示する方法を教えてほしいものです。
こんなに多量の誤表示が、自然に起きるわけはありません。意図的でなければ、このようなことはおきないと思います。
日本人のブランド好き・高級志向につけ込んだ百貨店の偽装表示以外に何があります。
1.料理に低級な食材を使用しているが、売上げを伸ばす為にメニュー名や食材名に高級な食材名を
   使って表示する。
2.料理のコストを下げる為に、価額の安い低級な食材を使用し、メニュー名や食材名の表示を変更し
  ない。
いずれも偽装表示(不当表示)です。これらは「昭和37年法律第134号不当景品類及び不当表示防止法」に抵触します。
また、何故、消費者庁は口をつぐみ、何もしないのでしょう。早く行動して下さい。

                              追加
1.大手百貨店も落ちに落ちたり、落ちる所まで落ちてしまったと思うと、謝罪姿は男の哀れな姿にも見え
  て来ます。
2.百貨店から食材が違うと発表されるまで、食する者が食材の違いが分らず食していたことも、困った
  ものです。例えば、ブラックタイガーと車エビを食べ較べをしたことがないので、この味の違いは私には
   分りせん。
   これからは、食材に何が使われているか見分ける力をもっと身につけることにしましょう。
   でも、百貨店を信用して食事ができないのは、全く情けないことです。    
3.今回は、少なくとも料理人や料理長は、ブラックタイガーと車エビの姿・味の違いが分ならない筈がない
  し、料理のメニュー名と使用食材も分ならない筈もないと思います。
    このことから、誤表示ではなく意図的であると思います。
4.大手百貨店は、誤表示は罪にはならないと思っているようです。
  「カツ丼を天丼と誤表示する.」のと「タイガーブラックを表示すべきなのに車エビと誤表示する.。」のとは
  罪の重さが違います。
  後者は、参考の1項にて示しているように不当表示の一つに該当すると思います。
    (景品表示法第四条3号)
5.大手百貨店は、料理以外にも偽装表示をしているのではないかと、どうしても思いたくなります。
6.最後に、消費者庁等の対応が遅いのは、困ったものです。

                              参考
1.偽装表示:出典Wikipedi
  偽装表示とは、主に意図的に虚偽の商品情報を表示した場合であり、不当表示とは意図的か否か
  にかかわらず、虚偽表示もしくは虚偽ではないものの不当に顧客を誘引し、一般消費者による自主
  的かつ合理的な選択を阻害するおそれがある表示である。
  すなわち、偽装表示は不当表示に内包される概念である。
2.昭和37年法律第134号不当景品類及び不当表示防止法
3.虚偽表示」は、民法で使用される不動産での用語
                                             2013/11/16訂正・追加

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